チベット、また

彼らは高度な自治と信教の自由を求めてゐるだけぢやないのか。
ダライラマ法王はもはや独立は口にしてゐない。
勿論理想はあつても、現実路線を行くならかう、と示してゐる。
今まさに、中国の進むべき大国の道がどうなるのか、試されてゐるんだらう。
まさか前時代的な抑圧で行かうなんて思ふまい。
それぢやあ向かう50年中国のイメージは変らない。
北京には淡くも期待してゐるんだ。
いや、期待しないと絶望して落ち込むしかないから。
あとは個人なりに出来ることをしよう。