痴漢逆転無罪から

3対2で、やつぱり難しい判断だ。
これは妥当ではあると思ふけど、痴漢や冤罪が生まれてしまふ情況についてちよつと。


結局、満員電車に乗らざるを得ない社会的情況がまづい。


この件の被害者は当時女子高生だつたわけだけど、
抑も、高校生と社会人が同じ時間に行動する必要があるだらうか。
何故皆が皆7時臺の列車に乗らなければならないのだらう。
学校なんて7時始業でも問題ない。さういふスケジュールで行動するものと決めてしまへばいいんだ。
別に早くはない。それが普通になるのだから。
一方社会人はフレックスで行動すべし。
若しくは同じ地域に存在する、学校や会社が互ひに時間をずらすとか。
学年や部署で30分づつずらすとか。さういふのはないのだらうか。


でも、最もなされるべきは銀行や役所の窓口延長。
ここの時間厳守つぷりは目に餘る。
パートタイマーで人員増やして朝から夜まで開いてゐるべきだ。
結局役所の標準時に従つてるみたいな所大きいと思ふし、
ここが崩れれば次第に分散した活動ができるんぢやないかなあ。
6時〜15時の人がゐて、13時〜22時の人がゐるつて感じで。
これでもつと社会はスムーズに廻るやうな気がするんだけど。
満員電車といふ、象徴的社会悪が解消されることで。