優先席付近の携帯電話OFFは廃止すべきだ

総務省|電波の医療機器への影響に関する調査結果 800MHz帯及び2GHz帯CDMA2000方式の携帯電話用小電力レピータの電波が 植込み型医療機器へ与える影響に関する調査
実際の所、携帯電話は心臓ペースメーカーに影響を与へないとのこと。誤動作が起きたなんて例聞いたことないし、これからもないだらう。多分皆そんな風に思つてゐるので、殆どの人は優先席の付近にゐても携帯電話の電源は切らない。切らない所か、堂々と携帯をいぢつてゐる始末。誰も守らないし、影響もほぼ皆無なんだから、こんなルールやめてしまへと思ふ。起こりうる事故の確率と、マナールールを設ける上でのかかる社会の負擔を比べた場合、携帯電話OFF自体のマナールールは即刻廃止でもいいと思ふのだが、鉄道会社的にいきなりそれができる筈もないか。


さて、どうしよう。
まあ、ペースメーカーを埋めてゐる人の安心感も大事なので、電波の無い(弱い)区域は設けよう。携帯電話の電源を切るのは、エリアとして凄く曖昧な(境の無い)優先席「付近」などではなく、車輌に設けるのがいい。電波禁止車輌。飛行機並とは言はないまでも、今よりはもうちよつと厳格に守らせらるんぢやないか。「乗車」、「降車」といふわかり易い線があるだけで全く違ふ。啓蒙次第ではちやんと意味のあるルールになる。今の、ルールは定められてゐるが全く守られてゐない情況は最低だと思ふ。ルールが守られてゐないといふ事実は、無法の隙間となつて、そこが他のマナーの破壊にもつながりかねない。とりあへず、車内マナー向上の為に、優先席付近の携帯電話OFFは廃止していただきたい。