整合性が無い字

沸、払、仏、弘、私。
この中で略字は仏と払。元々佛と拂。
弘や私の旁部は厶で弗の略体ではない。
沸は当用漢字に含まれたのに何故か略字にならなかつた。
弗自体複雑でなく、書くのにも何の苦労も無い。
草書だつたら「ろ」を書いて、縦棒2本で終はりである。


なんでこんな見苦しい略字が取り入れられて、現在使はれてゐるのだらう。
略字を使つて、逆にその体系を複雑にしてしまふなんて。


科学だつたら、発見によつて間違ひは改まる。
また、冥王星のやうに、解釈や定義の変更もありうる。
なら、沸、払、仏、弘、私のやうな不整合は、改まらないのだらうか。
冥王星が惑星である以上に、明確にその見た目がをかしいのに。


追記。
といつて、ここでは略字を使つてゐるのだが、
それは、変換が面倒だからです。